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2023.07.26

オオボウシバナ

みなさん こんにちは
 昭和薬科大学薬用植物園でオオボウシバナ(アオバナ)が栽培されていました。ツユクサの栽培変種とのことですが、ツユクサの2倍強の大きな花を咲かせていました。このオオボウシバナは、最初に2花同時に咲くことが多いようです。ツユクサは、頂点の花は殆ど退化して、最初の花も1花が殆どです。花は、お昼には萎みますので観察は午前中に限られてしまいます。
 先ず、2階建ての花を観察しました。頂点の花を何個か観察しましたが、めしべが退化して、います。カメラに収めるが難し状態でした。
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 1花だけ咲いている花で蕊を観察しました。雄しべが、6本で、花糸の短いのが3個(a)と少し伸びた仮雄しべが1本(b)で、長く伸びた雄しべが2本(c)です。雌しべが、(d)です。
 仮雄しべ(b)は、わずかに花粉状のものを出しています。また、仮雄しべ(a)も、ルーペで見ないと判らない程度ですが、こげ茶色の端に花粉状のものが見えます。雄しべ(c)の花粉に比べて、粒の大きさが(a,b)のは、小さので、不完全な花粉だと考えて花粉状としました。
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 開花時間の短い花の観察は、難しい。この植物園は、土曜日だけ見学できます。15日に先ず撮影して帰り、22日に再確認してきました。
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