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2022.05.05

クサタチバナ

みなさん こんにちは
 昨日 チョウジソウの花をご覧頂きましたが、同じキョウチクトウ科(APG分類体系)になった、クサタチバナです。このクサタチバナも身近に観察したいと思い鉢で栽培しています。
 クサタチバナは、花を解剖しないと柱頭や花粉の様子が見えません。チョウジソウも同じです。ですが、柱頭の入っているところが、クサタチバナは5室に分かれています。チョウジソウ(クリック)などエングラー分類体系でキョウチクトウ科の植物は隔壁が無く一室です。
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 下は、花のアップと解剖して、柱頭室や花粉塊の観察時の写真です。花の中心に5個の隙間があって、ここに蜜を貯めています。
 花弁・花粉塊や納めている柱の一面を取り除いて、柱頭や子房を見えるようにしたのが、下右です。花の上部に見えるこげ茶色の部分から花粉塊につながっています。蜜の溜まっているところに細いもの(昆虫の口吻等)を差し込んで、引き抜きとこげ茶色の物のスリットに挟まって、花粉塊を取り出すことが出来ます。記事的に爪楊枝をさらに細く割いて取り出したのが、下右・左下隅の写真です。
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 エングラー分類体系のキョウチクトウ科の花は、柱頭室が一室でここに入った花粉は、平等に2室に分かれた子房に花粉管を伸ばすことが出来て、2室とも果実を作ることが出来ます。
 一方 クサタチバナ(エングラー分類体系ガガイモ科)などは、柱頭室が5室に分かれているため、一ヶ所に花粉塊が入ってもいずれか一方の子房だけに花粉管を伸ばすので、果実が出来るのは、一個だけになるのだろうと考えています。
画像をクリックして頂きますと拡大表示します

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