キチジョウソウ
みなさん こんにちは
花が咲き、実がなればよいことがあると言われるキチジョウソウです。多くの株に花をつけますが、実がつくことが少ない植物です。また、実をつけた株は、翌年花を咲かせることが、ほとんどないように思います。花柄を伸ばし穂状に花を咲かせますが、雄しべより長い雌しべをつけている花は、花序の下の方で、雌しべが退化している花は先の方に咲かせています。
参考写真 (2):a点より下が両性花 b点より先が雄花 (実をつけるか如何かでなく、雌しべと雄しべがの整ったのを両性花とした。両性花でも実をつけるは極めて少ない。)
(3)は、珍しくたくさん実をつけ果序です。実がなっていてもほとんどの株は、(1)のように2果程度です。左側の花序は、両性花を7花咲かせています。昨年実の付けた株も同数の花を咲かせたとすると2/7の結果率になります。(詳しく観察した、結果率の統計があれば教えて下さい)
撮影:2016.10.28 神奈川県
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HPトピックス 11.01号を追加しました。取り上げた植物は、カラスビシャクとアメリカキンゴジカです。
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